第14回東日本催眠療法研究会のお知らせ
催眠療法の治療計画と技法選択の“コツ“を学ぶ
クライアントの「語り」から「解決」のためのリソースを引き出す工夫
松木先生は、古典催眠やエリクソン催眠を踏まえ,松木バージョンによるジャパンオリジナル催眠とも言うべききめ細やかな催眠療法により治療効果を上げておられます。
今回の研修は実践的に研修し、臨床現場に根ざした催眠療法の治療計画と技法選択をお伝えしたいと言うのが松木先生からのメッセージです。
学会研修では時間の制限もあり、お伝えすることのできなかった部分もしっかりとお話しできますので、皆様の臨床に役立てたらと思います。
初級から行いますので、臨床での基本も学べる数少ないチャンスだと思います。受講される先生の興味やキャリアに応じて、視点も変わりますので、お持ち帰りになるものが違うかと思います。そして、そうやって積み重ねていける、それが研修会の良さではないでしょうか。
皆様のご参加を心からおまちしております。
スケジュールは下記の予定ですが、2日目にも初級の復習をいたしますので、2日目だけでもご参加できます。
研修の概要
1日目:初級〜中級
催眠適用をしようとする初心者の治療計画の立て方・技法選択の仕方を、初歩的な導入技法(例えば、AT練習からリラクセーション導入する方法等)から段階的に行い、同時に催眠導入段階での『配慮』と『工夫』(例えば、座る姿勢の調整や緊張した部位の観察の仕方、クライエントの「語り」の聴き方等)について、相互実習を交えながら研修していきます。さらには、クライエントの催眠への反応の仕方の特徴を見極めて技法選択をするコツなども併せて行えるかと思います。
2日目:中級〜上級
1)”治療の場”としてのトランス空間の設定のコツ(例えば、体験過程の捉え方,クライエント−セラピスト間の関係性の構築,それをさせるセラピストの治療姿勢等)を相互実習を交えながら実践的に研修します。
2)上級編としては、催眠現象を臨床的に効果性の高いコミュニケーション・ツールとして利用する工夫について研修したいと思います。具体的には、クライエントの「語り」から「解決」のためのリソースを引き出す工夫を臨床現場に根差した形で研修できればと思います。
催眠誘導とその誘導によって得られる結果を「変化」,「解決」のストーリーに組み込むこと、または、汲み込む作業を援助することが催眠療法では最も大切なことですので、その点を踏まえたうえで、そのための工夫やコツについて具体的な臨床事例に基づいて研修できればと考えています。
臨床現場で催眠を適用するための実践的な研修を目指して行います。
[ケース募集] ケースのお申し込みは締め切らせて頂きました。
多数のお申込みありがとうございました。
[講 師] 松木 繁 先生(鹿児島大学大学院教授、日本臨床催眠学会理事長、日本催眠医学心理学会常任理事、その他)
[日 時] 平成26年 1月12日(日) 10:00〜17:00 初級〜中級「講義と実習」
1月13日(月・祭)10:00〜16:30 中級〜上級「講義と実習およびケースによる解説」
懇親会 1月12日(日) 18:00〜
[場 所] 東京医科歯科大学:JR御茶ノ水、丸の内線御茶ノ水、千代田線新御茶ノ水(詳細は後日お知らせいたします)
[会 費] 1日参加:13000円 2日参加:23000円 *2日間受講の際には3000円割引です
前夜祭:実費 懇親会:5000円
[参加資格] 臨床に携わっておられる、臨床心理士・医師・歯科医師・教師等とその大学院生。事例に対し守秘をお願い致します。
(ご不明な場合は事務局へお問い合わせ下さい)
※ 参加資格を満たす場合でも、こちらで検討の上お断りする場合もございます。
[振込先] お申し込み頂いた後に e-mailにてお知らせいたします。
参加の承認を受けた方に順番に受付 No.を発行させていただきます。
お振込は受付ナンバー確認後2週間以内にお振込みをお願いします。お振込み後の返金は当会の都合による中止以外行いません。ご了承くださいませ。
受付 No.を発行されていない方は、お振り込みいただいても受講は不可能な場合があります。
[連絡先] 東日本催眠療法研究会事務局:山田智美e-mail:tousaikenn@gmail.com
※※ お申し込みはこちら ※※